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最初の一歩 (1)このセクションでは、初めて Painter を使うかたを対象に、「ここはどれを選べばいいのか」と悩みそうなところを「とりあえずコレで」と誘導しつつ、実際に絵を 1 枚描くまでをやってみます。せっかくマニュアルというものがあるので、マニュアルもできるだけ読みつつ、手順にそってやってみてください。 ショートカットキーは Windows 版のものですが、基本的に Ctrl を Command に置き換えると Macintosh 版のキーになります。また、英語版の用語と日本語版の用語を併記してありますので、どちらか該当するほうで読んでください。 【 パソコン画像の基礎知識 】 も合わせて読んでおいてください。 また、Painter の設定に入るまえに、タブレットの設定の確認もおすすめします。くわしくは、【 タブレット設定 】 のセクションで。 環境設定をするこのあたりは、マニュアルの「基本的な使い方」のセクションの「環境を設定する」に解説があります。
あとの設定は好みで。「領域を平均化して縮小画像を描画」の項目が有効なのは Painter 6 までの Macintosh 版、および Painter IX (Mac、Win とも)です。他のバージョンでは無意味。 Painter 起動中は基本的に IME オフにしておきます。そうしないと、キーでツールを持ち替えしたり、スペースバーで一時的に「手のひら」ツールに切り替えるときに挙動がおかしくなったりしがちです。 新しいファイルを作るこのあたりはマニュアルの「基本的な使い方」の「書類を開く」のセクションの「新規書類の作成」に説明があります。
これで「OK」ボタンを押せば、新しいキャンバスが開きます。Windows 版ではドキュメントウィンドウを最大化((Macintosh 版ではフルスクリーンモードに切り替え)をすると、描きやすい位置にキャンバスを移動しやすくなります。キャンバスを移動するには Space キーを押し下げたままマウスあるいはスタイラス(タブレットペン)で引きずります。(IME はオフにしておく。) ブラシを選んで描く次のステップに進むにあたって、まずマニュアルの「作業領域」のセクションに目を通して、何がどこにあるのかざっと把握しておきます。
「作業領域」は Painter 8 でかなり大きな変更がありました。Painter 8 以降のツールボックスは左のようになっています。上に並んでいるボタンがツールの持ち替え、中央がメインカラーとサブカラー、いちばん下が「テクスチャ」や「パターン」を直接変更するためのボタンです。
Painter 7 までのツールボックスはこんな形状です。同じくブラシのアイコンでブラシツールを選択。 次に、ブラシの種類を選びます。Painter 8 以降なら「木炭」カテゴリの「木炭」、Painter 7 なら「Dry Media / ドライメディア」の「Charcoal / 木炭」をとりあえず選んでみてください。
Painter 8 以降では「Brush Selector / ブラシセレクター」で、左のアイコンをクリックして出てくるドロップダウンリストから「ブラシカテゴリ」を、右のアイコンのリストから「バリアント」を選択します。
Painter 7 までのバージョンでは、「Brush Palette / ブラシパレット」のアイコンが並んでいる下の「名前」をクリックして、左のリストから「ブラシカテゴリ」を、右のリストから「バリアント」を選択します。
これで描き始められます。キャンバスに描いてみてください。「Charcoal / 木炭」バリアントの初期設定だと、こんな感触で描けます。下の図は「ピクセル等倍」(ズーム値 100%)です。またザラザラの感じはテクスチャの種類によって変わります。 Painter 8 では画面の空いた部分におさまるようにキャンバスを開くので、画面が狭いと自動的に縮小表示されます。「なんか細かいところがつぶれて表示される」ときは、ドキュメントウィンドウ左下のズームスライダー(あるいはその横の入力ウィンドウ)から 100% にするか、ツールボックスの「Magnifier / 拡大鏡」ツールをダブルクリックして、ピクセル等倍表示にします。画面が混みあって狭いときは、Tab キーでパレット類の表示をオン・オフします。(Painter 7 までは Ctrl + H。) 何か問題が起きたら、次のあたりをチェックしてみてください。
(Last Modified: 2004/07/13) |
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