Painter ワークショップ [print] |
レイヤー合成方法の種類>> お急ぎのかたは 【 レイヤー合成方法一覧表 】 へ。 レイヤーパレットにはレイヤーのリストが表示され、現在フォーカスのあるレイヤーについてその Opacity (不透明度)と Composite Method (合成方法)が確認できます。その下の Preserve Transparency (透明度を維持)と Pick Up Underlying Color (下の色をサンプリング)は、ブラシでレイヤーに描画する動作についての設定で、全レイヤー共通です。 そのレイヤーのリストからレイヤーの Composite Method (合成方法)が変更できますが、合成方法というのは、イメージの上にレイヤーを乗せたとき、レイヤー上のイメージ(ピクセル)と下にあるイメージ(ピクセル)の数値をどう計算して、重ねた結果どう絵を描画するかという、数学的計算方法の種類の選択肢です。(それぞれの合成方法にどういった計算方式を使うのか、というのは複雑なものは公開されていませんし、同じ名前でもアプリケーションによって結果が違うものもあります。) ひたすら数学なので、実際の物をどう重ねてもありえないような結果も作れるわけです。人間は普通、経験からものを考えるわけですから、レイヤーの合成方法というのはたいへんわかりにくく、サンプルで「なんとなく」把握しておいて、実際に使うときに切り替えてみるのでじゅうぶんです。 サンプルと、どういう理屈でそういう結果になるのかについての解説は、【 レイヤー合成方法一覧表 】 にまとめました。(ページ全体で 200KB くらいあります。) Painter の合成方法と Photoshop での合成モードの種類を並べてみると下のようになります。互換のない合成方法は、Painter と Photoshop でお互いに相手のほうで開いたときに、表示結果が変わります。また、名前が同じでも効果が少し違うものもあるので注意してください。 |
Painter Composite Method List Painter の合成方法 Default / デフォルト Gel / フィルタ Colorize / カラー/モノクロ変換 Reverse-Out / 反転 Shadow Map / シャドウマップ Magic Combine / マジックコラージュ Pseudocolor / 擬似カラー Normal / 通常 Dissolve / ディザ合成 Multiply / 乗算 Screen / スクリーン Overlay / オーバーレイ Soft Light / ソフトライト Hard Light / ハードライト Darken / 比較(暗) Lighten / 比較(明) Difference / 差の絶対値 Hue / 色相 Saturation / 彩度 Color / 色相と彩度 Luminosity / 輝度 Gel Cover / フィルタカバー |
Photoshop Blending Mode Llist Photoshop の合成モード (通常と同じ) - - - - - - - - - (乗算と同じ) - - - - - - Normal / 通常 Dissolve / ディザ合成 Multiply / 乗算 Screen / スクリーン Overlay / オーバーレイ Soft Light / ソフトライト ◆ Hard Light / ハードライト ◆ Darken / 比較(暗) Lighten / 比較(明) Difference / 差の絶対値 Hue / 色相 ◆ Saturation / 彩度 ◆ Color / カラー ◆ Luminosity / 輝度 ◆ - - - Color Burn / 焼き込みカラー Linear Burn / 焼き込み(リニア) ◆ Color Dodge / 覆い焼きカラー Linear Dodge / 覆い焼き(リニア) ◆ Vivid Light / ビビッドライト ◆ Linear Light / リニアライト ◆ Pin Light / ピンライト ◆ Exclusion / 除外 ◆ は Painter と 違う結果。 ◆ は Photoshop 7 での追加。 |
(Last Modified: 2003/07/08) |
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