キーボード・ショートカット
Painter IX では、ほとんどの機能に自由にキーを割り当てることができるようになりました。設定の保存と読み込み、設定一覧の HTML での書き出し(自分の設定の確認用の、いわゆるクイックレファレンスカードに近いけど、項目が 483 もある)などもあります。が、基本的なキーは他のアプリケーションと共通なものもあるので、あまり変更しないほうがよいようです。
基本のショートカット
わたしはウィンドウズ版を使っているので、ウィンドウズのキーで表記しますが、マックでは基本的に Alt = Option、Ctrl = Command に置き換えてください。
Space Bar |
押しているあいだだけ Grabber / 手のひら ツール (キャンバスずらし)
Space + Click で絵をウィンドウの中心に
Space + Alt で引きずるとキャンバスの向き変え
(IME はオフにして使う)
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Alt
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ブラシ使用時、一時的に Dropper / スポイト (6 までは Ctrl)
選択ツール時、選択範囲減算、その他いろいろ
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Ctrl + 1 から 9
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各パレットの表示・非表示の切替え
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Ctrl + Z
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いまやったのナシ! (取り消し)
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Ctrl + S
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ファイルの上書き保存
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Ctrl + D
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選択範囲解除
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Shift + Ctrl + D
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再選択 (7 までは Ctrl + R)
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Ctrl + F
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塗潰し(選択範囲があればその中を)
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Tab
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パレットをまとめて表示・非表示切替え (7 までは Ctrl + H)
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Shift + X
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メインカラーとサブカラーの入れ替え
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- 選択範囲指定で Shift は「追加」、Alt は「削り」。
- クローンソースの指定は Alt (Painter 7 では Alt + Shift、Painter 6 では Shift + Ctrl / Macintosh では Ctrl - Shift)。
- レイヤーパレットで複数選択して Ctrl + G で「グループ化」。
- グループ化したレイヤーを Shift + Ctrl + X で合成方法を強制的にデフォルトに変更して結合。
- コピーした元位置と同じ位置にペーストするには Shift + Ctrl + V。(Painter 5 ですでに有効。Painter Classic 1 でも 2 でも。)
ワンキー・ショートカット
これをあるていど覚えると Painter が手に馴染んできます。けなげによく働く、たよりになる相棒っていう感覚かな。
ワンキー・ショートカットを使うには、日本語 IME はオフの状態にしておきます。
A
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Add Point / ポイント追加ツール(シェイプ編集)
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B
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Brush (freehand line) / ブラシツール(フリーハンド)
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C
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Crop / クロップツール(裁ち落とし)
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D
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Dropper / スポイトツール(色を拾う)
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E
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rotate page / 回転ツール(キャンバスの回転)
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F
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layer adjuster / レイヤー調整ツール(もと Floater 調整)
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G
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Grabber / 手のひらツール(キャンバスずらし)
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H
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Shape Selection / シェイプ選択ツール (ベジエの Handle 操作)
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I
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Rectangular Shape / 長方形シェイプツール
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J
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Oval Shape / 楕円形シェイプツール
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K
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Paint BucKet / バケツ(塗潰し)ツール
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L
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Lasso / 投げなわツール(フリーハンド選択)
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M
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Magnifier / 拡大ツール(ズームイン・アウト)
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N
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ColorTalk dialog (計算式でピクセル単位の制御・隠し機能)
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O
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Oval Selection / 楕円形選択ツール
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P
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Pen / ペンツール(シェイプパス作成)
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Q
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Quick Curve / フリーハンドツール(シェイプパス作成)
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R
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Rectangular Selection / 長方形選択ツール
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S
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Selection Adjuster / 選択範囲調整ツール
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T
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Text / テキストツール
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U
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クローンカラーのオン・オフ(Painter 7 以降)
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V
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Brush (straight line) / ブラシツール(直線)
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W
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Magic Wand / マジックワンドツール(触れた場所の色で領域選択)
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X
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Remove Point / ポイント削除ツール(シェイプ編集)
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Y
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Convert Point / ポイント変換ツール(シェイプ編集)
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Z
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Sciss(Z)ors / はさみツール(シェイプ・セグメント切断)
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ピリオド
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遠近グリッド オン・オフ(Painter 7 以降)
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ファンクションキー設定
Painter IX では全面的にキーボードショートカットが自由設定になったので、この機能はなくなりました。以下は、Painter 8 までについての記述です。
メニューの「編集」−「環境設定」−「ファンクションキー」で、F01 から F12 までと、それと Shift の組み合わせに、それぞれメインのメニューや各ツールパレットのメニューを選択して割り当てられます。目的に応じて設定しておくと、たいへん手間がはぶけます。
タブレットのファンクションボックスにもキーストロークが割り当てられます。キーストローク限定ですが、Painter のほうでファンクションキーに割り当てたものなら、ファンクションキー経由でどれでもアクセスできます。
問題はどこに何を割り当てたのか忘れがちなこと。キーボードのファンクションキーのところにシールに設定内容を書いて貼っておくとかしないとダメかも。
その他のキーボードショートカット
Painter にはひじょうにたくさんキーボードショートカットがあります。Painter 6 ではマニュアルには記載がありませんが、Painter 本体の「ヘルプ」−「キーボードショートカット」で PDF ファイルが表示されます。Painter 7 および Painter 8 ではヘルプファイルにもマニュアルの末尾にも記述があります。それぞれの状況で Ctrl や Alt などのキーは意味が変わってきます。よく使うものについては記憶しておくと便利です。
(Painter IX でもヘルプの末尾にデフォルトのキー設定のリストがあります。)
(Last Modified: 2005/01/17)
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