Painter ワークショップ [print] |
Painter 8 使いはじめガイドPainter 8 については 【 アトリエどどど 】 の ブラシライブラリブラシバリアントの数が多いので、目的のものが選びにくいのみならず、ブラシ切替え動作が少しとはいえ重くなっています。それに対応するためにはブラシライブラリを編集する必要があります。 ここで、日本語 Windows 版ではひとつ問題があるということを 【 Charako House 】 の Charako さんが指摘しています。
ブラシライブラリの内容はそのままで、もっと便利に使う方法を、どどど さんが いくつかブラシを切り替えて使うとき、Tracker (履歴)を表示 しておくと、使用したバリアントの履歴から前に使ったものに切り替えることができます。同じバリアントでもプロパティバーからサイズ以外の数値を変更すると、新しく Tracker に追加されます。 新しいレイヤーマスク以前のバージョンを使っていたユーザーは、仕様がまったく違うものになっていることに注意。逆に Photoshop ユーザーにとっては、操作が同じになったのでわかりやすくなっていますし、レイヤーマスクのデータを保持したまま PSD ファイルでの受け渡しができるようになりました。 Painter 7 までは透明レイヤー上のそれぞれのピクセルについて、その不透明度(どのくらい濃く表示するか)のことを、レイヤーの「表示マスク」と言っていました。表示マスクにフォーカスを移動して、そこに 白で描いて消し、黒で描いて表示する ことで、レイヤーの表示の濃さを部分的に調節していました。 Painter 8 では「レイヤーの不透明度」(これまでの「表示マスク」)とレイヤーマスクは 別物 で、レイヤーマスクはレイヤーの上から覆って隠すシートのようなものになっています。レイヤーの不透明度を「直接」には編集できません。 編集したい場合は 【 Painter メモ (4) 】 の「Painter 8 以降で以前の表示マスクの編集と同等の作業をする」の項目を参照してください。 Painter 8 でレイヤーの一部を隠すには、まずそのレイヤーについて レイヤーマスクを作成 しなければなりません。レイヤーパレットの下にボタンが並んでいますが、この右端の「朧月」みたいなのが、レイヤーマスク作成ボタンです。あるいは、レイヤーメニューから Create Layer Mask (レイヤーマスクの作成)を実行します。これで「真っ白な」レイヤーマスクができます。 新しいレイヤーマスクでは、白はマスクが透明 (表示される)、黒はマスクが不透明 (隠す)です。フォーカスをレイヤーマスクに移動し、(レイヤーリストのサムネイルでレイヤーマスクをクリックしても移動できます)、黒で描いて消し、白で描いて表示 します。 このレイヤーマスクをレイヤー本体の不透明度と結合してまとめるには、Apply Layer Mask (レイヤーマスクの適用)を実行します。 Painter 7 までで表示マスクのデータを使用してかけていた効果は、レイヤー上での右クリックメニューから、Select Layer Transparency (レイヤーの透明度を選択)して、そのまま、あるいはチャンネルに保存して使用します。Create Layer Mask From Transparency (透明度から新規レイヤーマスクを作成)は、現在のところ、レイヤーの透明度の階調を 2 階調に変換してしまうので、避けて通ってください。 このへんについても、マニュアルでは古い仕様の「表示マスク」と混同して記述してある部分がありますが、上の説明から理解できると思います。 以前の「ユーザーマスク」は Painter 8 の「チャンネル」です。 レイヤーパレット(以下、チャンネルパレットについても同じ操作。) パレットの長さ(上下の高さ)は、レイヤーパレットとチャンネルパレットが合体しているときは、レイヤーまたはチャンネルのリストの下の 空白部のいちばん下のピクセル 1 列 (パレット枠との境界の上)をつかんで下に引っぱると、長さを伸ばせる。逆に縮めることもできる。 ホットポイントの上にカーソルが乗ってもカーソル形状に変化がないのないのでわかりにくいが、パレット上でマウスボタンを押し下げた状態、あるいはペンを押しつけた状態で、通常は「手のひら」カーソルに変わってパレット内ずらし機能に切り替わるところ、このホットポイントではカーソルは矢印のまま。 レイヤーパレットとチャンネルパレットが単独のときは、それぞれ普通にパレットの右下部分をつかんでサイズを変更できる。 Painter 8 ではパレットはある程度 横にも 広げられる。 その他
(Last Modified: 2003/10/14) |
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