このセクションの内容は Painter 6 から Painter 8 の時代のものです。
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Painter ワークショップ / 安全を期した使いかた
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circle安全を期した使いかた

ファイル保存の注意点

使い慣れたかたにはすでに当たり前になってしまっていることですが、Painter はかなりの頻度でハングアップあるいは突然終了します。(Windows 98 系や Mac OS 9 ではハングアップによるマシンフリーズ、Windows 2000 系なら突然消滅。) いつ異常終了しても作品データへの損害が大きくならないようにするためには、次のような対策が有効です。

Painter にはつねにハングアップの危険があります。かなり安定した環境でも、たまには落ちます。作業中はときどきファイルを保存して、現在のデータが消えても少し前の段階には戻れるようにしておくべきです。

Painter が突然終了してしまった場合 でも、ごく最近の作業は、起動から終了までをひとつの単位として、すべての動作の記録が スクリプト という形で残っています。Painter はこのデータを自動記録しているのです。もう一度起動して、保存されているスクリプトのリストから、前回起動したときのデータ(運がよければ終了直前まで記録されている)を開き、それを再生することで、そのセッションの作業がかなりの確率で復元できます。が、レイヤー間の移動、レイヤーの位置移動などについては、うまくいかないことが多いので注意も必要です。スクリプトは「保存」も記録していますので、途中まで保存したファイルに追加してスクリプトを再生するときは、元のファイルは別名でバックアップしておくほうが安全です。そうしないと、スクリプト再生がうまくいっていない場合でも、自動的に前回保存したファイル名で上書きされます。

Painter は保存中に異常終了することがあります。このとき保存中のファイルは壊れます(開くことができなくなる)。終了してしまうので、データも消失。対策としては、ファイルに連番をつけるなど、別名で保存して、少し前の状態のファイルが常に残っているようにします。(途中から変更してやり直し、ということもできますので、作品が完成したら、ちゃんと保存されていることが確認ずみ のファイルひとつを残して、あとは削除するにしても、いくつか違うバージョンが残っていると便利です。)

保存エラーは Windows での該当フォルダのプレビューファイル ( preview.pix ) の書き換え時に起こっている可能性があり、プレビューファイルを頻繁に削除することで回避できるかもしれない、という報告がありました。この問題に遭遇しているかたは試してみてください。ただし、当然ながら、プレビューから「ブラウジング」することはできなくなります。念のために preview.pix を退避してから試したほうがいいかもしれません。

さらに、Windows ユーザーで、ファイルを保存するフォルダを、ルートに近く、かつ、パスに空白などが入っていないフォルダにすることで、問題が解消した、という話もあります。うちでは D:¥Paint なんていうフォルダに保存しているんで、保存問題に遭遇していないのかも。サイズの大きいファイルを作ったことがないので当てになりませんが。また、My Document フォルダには作ったファイルは保存しませんし、My Document の実体も D:¥Documents などと変更しています。Painter も Program Files という空白のあるパスではなく、D ドライブのルートに専用フォルダを作って入れてあります。

Painter 本来のファイル形式である RIFF 形式 は、デフォルトでは保存時の 圧縮 がオンになっています。圧縮計算でエラーが出ることがあるので、(特に 6 までのバージョンと 7.1 にアップデートしていない 7 で、イメージサイズが大きいとき)、重要なファイルでは圧縮をはずすとより安全です。(保存ダイアログにチェック項目があります。)

設定ファイル

Painter の「環境設定」は Painter フォルダ直下の painter.set というファイルにあります。Painter が異常終了するとこのファイルが壊れて、次回の起動ができなくなることがあります。ですから、インストールがすんで基本的な設定をすませたら、複雑なことをする前にこのファイルのバックアップをしておくのがおすすめです。同じフォルダに別名でも、別のフォルダでもかまいません。

バックアップを取っていないときにこのファイルが壊れたら、Ver. 6 ならアプリケーション CD から「初期設定ファイル」のみのインストールで必要なファイルを選択、Ver. 7 なら CD から必要なファイルをコピーします。

一時ファイルの監視

Painter は起動されてから終了されるまで、あれこれ一時的な保存を行っています。これは「環境設定」で指定したテンポラリディスクに一時保存される、プログラム実行そのもののための一時ファイルとは別のものです。

Painter を長く続けて起動していると問題を起こしやすいのが、スクリプトファイル です。「すべてを記録」しているファイルはどんどん膨れ上がっていきます。スクリプトの保存期間(「編集」−「一般環境設定」で設定)を 1 日に減らし、Painter をときどき終了して再起動すること(これによって、スクリプトにひとつ区切りができる)を心がけてください。

異常終了後の起動で、スクリプトファイルのエラーで起動に失敗することがあります。その場合、現在のスクリプトファイルを削除して再起動します。起動時に空のスクリプトファイルが自動的に作成されます。

また、「ブラシの自動生成」がオンになっていると、ブラシサイズを変更するたびに Pre-built Brush File というファイルにデータが保存されます。このファイルも巨大になると誤動作の原因になりますので、ときどきチェックして削除してください。(削除しても次回に必要なだけ生成されます。)

このブラシの一時ファイルは Ver. 6 では Painter フォルダ直下に、Ver. 7 では Brushes フォルダにあります。

その他のファイル

ブラシ、テクスチャ、パターンその他、Painter には読み込んで使える材料がたくさんありますが、これをあまりたくさん読み込んだ状態にしておくと、動作が不安定になる場合があります。ときどき整理して必要なものだけ残してください。読み込まないでディスクにあるだけのものは関係ありません。 (根拠があやしいのでいったん削除)

Painter では、「ライブラリの読み込み」の実行でライブラリを丸ごと切り替えるのが簡単です。さらに、ひとつのライブラリからカスタムパレットに何かひとつ登録しておけば、カスタムパレットから簡単にライブラリの切替えができます。ですから、ブラシバリアントやパターン、テクスチャの総数が多くなるときは、別ライブラリにして「ライブラリの読み込み」から切り替えて使ったほうが、メモリに負担をかけない作業ができます。(Painter 7 のブラシライブラリでは、ブラシのグループがそれぞれのフォルダ、各バリアントがひとつのファイルなので、ブラシファイルの移動はシステム上、すなわちエクスプローラやファインダーのなか、で行います。)

2003/04/15 - ファイル保存関連をまとめ直し。

(Last Modified: 2003/06/22)

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