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2003/10/18 の絵 「バトーのショルダーバイクで GO!」 の Making頭の中のイメージに沿って、原作マンガのキャラ設定も参考にしながら線画を描く。この作成では透明レイヤーに鉛筆系カスタムブラシで描いた。(【 カスタムブラシ集 (2) 】 の「スケッチ用ブラシ集」の pencil。) 木立のデジタルカメラ画像を自動クローンで処理したものを背景として配置。線画の下のレイヤーで大まかに配色。 クローンに使ったのは 【 カスタムブラシ集 (1) 】 の「水彩代用ブラシ」の watery fuzz をサイズ小さめにしたもの。 バトーの姿勢が気に入らなかったので、線画と着色のレイヤーを合成した上、上半身の各部分を切り取って別レイヤーとし、少しずつ回転させてつなぎなおす。継ぎ目は手作業で修正。 全体をクローンして全選択したのち、元のファイルに貼り戻し、この 1 枚のレイヤーで作業を進める。まず、バトーの陰影を描き入れた。 ショルダーバイクの陰影とディテールも描き入れる。地面の位置も少し入れておく。 ズボンのシワなんかもそれらしくしてみる。 人物が終わったら背景。向こうから光が透けている部分を白で描いていく。 空の背景に葉っぱを描くより、写真の背景でピントの合っていない部分の光の印象に近くなり、適当に描いてもそれらしくなるので、たいへんおすすめ。 さらに背景描き込み。光を考えて地面に影を落とす。手前の雑草を描き入れる。 草などは、便利な手抜き方法も特にないので、ひたすら手描きです。 なんとなくメリハリ不足か、と感じたので、少しコントラストを上げてみることにする。 描画したレイヤー(1 枚しかない)を複製、レイヤーパレットで合成方法を「オーバーレイ」にするとすごくコントラストが上がるので、不透明度をうんと低くする。さらに、コントラストを変化させたくない部分については、レイヤーマスクを新規作成して、上からかぶせる「コントラスト強調レイヤー」の背景部分を黒で塗って見えなくした。 |
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