PaintShop Pro のチューブを Painter ノズルに変換
実際の動作の確認は Painter IX と PaintShop Pro 8J で行いましたが、基本的にかなり前のバージョンまで共通のはずです。Painter のノズルの仕様は少なくとも Painter 5 以降変わっていません。(イメージホースブラシの仕様は Painter 6 で少し強化されました。)
Windows ユーザーで Painter と PaintShop Pro の両方を持っていて、PaintShop Pro のチューブを Painter でも使いたい場合、チューブをノズルに変換することができます。次の手順でどうぞ。
- PaintShop Pro でノズルに変換したいチューブを「画像として」開く。
- この画像を Photoshop 形式(PSD ファイル)で別名保存する。
- Painter から、保存した PSD ファイルを開く。
- Painter の「情報」パレットで、キャンバスサイズを確認し、チューブのアイテムの 1 つごとのサイズを割り出す。たとえば、アイテムが横に 4 列(カラム)、縦に 3 列(ロウ)で、キャンバスサイズが 236 ピクセル × 582 ピクセルであれば、アイテム 1 つのサイズは幅が 59 ピクセル、高さが 194 ピクセルとなる。
(上の例は Painter IX に付属の「ブタクサ」ノズル。サイズ確認の例として。)
- レイヤーパレットで、キャンバスから透明レイヤーに移動。「レイヤー」メニューから「固定して選択」を実行。
- ファイルメニューから「情報を見る」を開く。
- 「情報を見る」のダイアログにノズル設定を入力する。たとえば、横に 4 列、縦に 3 列のノズルで、1 つのアイテムのサイズが 59 x 194 ピクセルであれば、 "image hose 12 items (height 194, width 59)" と入力。"OK" ボタンをクリックしてダイアログを閉じる(ここでは高さが先に来ることに注意)。
- ファイルを Painter 独自の RIF ファイル形式で保存する。
- ノズルセレクタのメニュー(Painter 7 までではノズルパレットのメニュー)から、「ノズルの読み込み」を実行。ダイアログでさっき保存したファイルを選択する。
- 再度ノズルセレクタのメニューから「ノズルをライブラリに追加」を選択。名前をつけて現在のノズルライブラリに追加保存する。
(Last Modified: 2005/09/30)
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