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実は描いたのは左のモノクロ絵。なんで黒一色で描いたかというと、ゼリービンズのノズルとか作ってみよっかなぁ、と思って、そうすると色の種類が必要だから、とりあえず黒で描いておくかな、と。

色の置き換えは、グラデーションで明るさの階調を置き換える機能を使用。「2色グラデーション」を選択し、色を指定して使う。(ここまですべてキャンバス上のみでの作業。色を置き換えたのはクローンしたファイル。) しかし、試しに黒を色に置き換えてみたら、陰影が足りない感じになってしまった(右の図)。(周囲に落ちる影がないのは、ノズルデータは最後にドロップシャドウをつけて作成するため。)

陰影は黒なわけだから、元の黒と色に変換したものを、なんとかうまく合成すれば、もっとそれらしくならないか、と試してみた。下に「色のレイヤーをデフォルトモード」で置き、上の黒のレイヤーを左からそれぞれ、「オーバーレイ」、「ソフトライト」、「ハードライト」にしてみた。上が黒なのは、黒の量をレイヤーの不透明度で調節するため。「ハードライト」にすると陰影が混じってくるのがわかる。レイヤーの不透明度が 100% だと黒が強くなりすぎるので 40% に下げ、その結果をクローンしてゼリービンズを切り抜き、ドロップシャドウをつけたのが、今回の結果の絵。

黒を足すだけなら「フィルタ」や「乗算」でもよさそうなもので、実際まずはそういうのを試したが、「ハードライト」のほうが色が濁らない。

ところで、黒のレイヤーを下にして、上になった色のレイヤーを同じく左から「オーバーレイ」、「ソフトライト」、「ハードライト」にしたのがこれ。「オーバーレイ」と「ハードライト」がちょうど入れ替わる形になっている。これはレイヤーの不透明度を 100% から下げると変わってくるが、同じになったのがちょっと面白かった(予想していなかった)ので、ついでに掲載。


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