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circleかぶら屋 雑記 (1)

サイトをつくる (2000/10/28)

かぶら屋 みたいに基本的にヒマも元気も足りない人間は、いつも「やりたいこと」ばっかり多くて実際にできることがぜんぜん追いつかない。このホームページのスペースだって、ニフティサーブが「@ニフティ」というのに移行して、自作 CGI も使えるようになるっていうので、それに合わせてさっさと1999年11月の初めに確保はしたのだが……。

@ニフティには「サクサク作成君」という、画面で選択をしていくことでシンプルなホームページが作れるサービスがあって、これを使えば、内容になる文章や画像がすでにあれば、すぐにページは作れるのだけど。そして、その機能をちょっと試してみたんだけど。やっぱり自分で細かいところまで指定したいし、サブフォルダなんかで階層化したいし、使う小さいアイコンだって自前にしたい。絵を趣味にしているものの自負ってもんだ。

そういう最低限の条件を自分で設定するもんだから、日常がけっこう忙しくてバタバタ、うろうろ、グダグダしているうちに、1年たった。1年が過ぎ去ってもべつにあせらないのがオトナじゃのお。というか、あきらめの境地。でも、お絵描き掲示板で面白い絵を描くひとをいろいろ発見、たくさんの人がホームページのリンクをはっているのを見て、刺激を受けて、じぶんのサイトも公開したくなった。

それでまずは体裁をととのえてみたんだけど。掲示板、つけたいな。発言者がじぶんのアイコンを選べる掲示板がいいな。ああ、またアイコンだ。というのでまた公開まで日数がよぶんにかかるのであった。

絵がない! (2000/10/29)

ここのサイトのスペースを取ったとき、どういうページにしようとしていたのか、すでによくわからなくなっている。でも、ともかく、現在やりたいのは「お絵描き」中心のページ。だって絵が好きだし。

と思ったのだが、見せられるような絵がない。しょせん絵が好きといっても、毎日絵を描いているほどの余裕もなく、むかしちょっとまとめて修行したので少しは描ける、それをたまに年賀状なんかに使っている、というだけ。Painter を買ったのだって、やっと今年だ。

しかし最近は「お絵描き掲示板」で描く絵がたまっていくので、なんとか置いておくものができた。少ないけど。Painter もたまには使わないとモトが取れない。

CGI あれこれ (2000/10/31)

「お絵描き掲示板」が気に入ると、やっぱりじぶんのサイトにも設置したくなる。じぶんのところなら何を描いても気兼ねがないし、ウェブ素材に使用する目的のものも作れる。で、ウェブ素材に転用しようとすると、サイズを自分の好きなものにしたい。掲示板の見た目としては画像サイズが揃っていたほうがキレイかな、とも思うのだけど、ここはまず実用優先で。

いろいろなサイズでアプレットを起動する、というのはすでに方法があるようだけど、じぶんなりにいちばん簡単と思われる方式をとってみた。CGI のカスタマイズはすでにいくつかやったので、なんとかなった。@ニフティではこういうカスタマイズ以前の、CGI スクリプトと画像の置き場所がべつべつになることに対応するほうが、ずっと複雑だ。これはすでに poo site の「サポート BBS」のリンクから行ける、ていねいに解説されたページがあるのだけど、それを読んで実行するのがなかなかたいへんだった。

この改造方法はけっこう使えるかも、と思ったので、ついでに解説ページも書いてみた。

あとは文字の掲示板。アイコンはできてないけど、そろそろスクリプトだけでもアップロードしてテストを始めないとね。スクリプトのカスタマイズもしたいけど、どうなるかな。中途半端なまま設置するとあとでたいへんだと思うので、ちゃんとできるまで公開はガマン。

くま の人気 (2000/11/06)

poo site の「オリジナル 200」で、くまのぬいぐるみのシリーズを描いてたら、なんかわりと評判がよくってうれしいけど、なんだかほかのものを描きにくくなるような気もする。うん、そこは、じぶんのところにも「お絵描き掲示板」をつけちゃったから、何を描こうと見ている人の数も少ないし、じぶんちでどんどんほかのものを描けばいいだけなんだけど。

いや、くまなんかが評価していただけるものなんですね。お絵描き関係というとアニメ絵が多いみたいで、「アニメ絵以外」のほうが競争は激しくないのかも。でも、くまを描き始めたのもわりとなりゆきで、くまのキャラクタもいまいち固まってないところもあるし、まだまだ練習しないとね。

poo site はほんとにいろいろなスタイルの絵がいっしょに見られるのがいいな。勉強になるし、刺激を受けるし。だいたい、「お絵描き掲示板」というものに出会ってなければ、ここのサイトの公開はもっともっと遅れていたと思う。そういう意味でお世話になりまくり。ありがたいことです。

バナーをつくる (2000/11/14)

リンクにはバナー、というのがお絵描き系サイトでは常識のようだけど、どうもお絵描き系サイトの常識がまだよくわからないのでバナーにはちょっととまどってしまった。まずはあちこちのリンクサイトをみて、見学。みなさんキレイなバナーでなんかすごくレベルが高い。お絵描き系だとバナーが絵柄サンプルも兼ねているから、だいじなんだろうね。

しかし、こんな小さいバナーだってそう簡単にできない。どういう絵にするかだってぜんぜん決まらない。しょうがないから、描き慣れた「お絵描き掲示板」のアプレットで、「くま」のパーツをちょっとつくって、それをもとに作ってみた。こんなんじゃちょっと情けないかなっていう気もするけど、とりあえずないと困るので、ともかくこれを公開。

しまった。Sサイズバナーのサイズは 80 x 31 じゃなくて、88 x 31 なんだね。作り直しっ。(2000/11/16)

マスクが便利 (2000/11/22)

このところずっと毎日「お絵描き掲示板」で描いている。じぶんのところにも設置したし、元祖の poo site のオリジナル掲示板にも描きにいくし、ときどき poo site でのお知り合いのところに出かけても描く。なんだかこの掲示板の「お絵描きアプレット」がとても気に入っている。

なんでこのツールは気軽に絵を描けるのだろう。気軽といいながらもつい熱中して小さい絵1つ描くのに1時間くらいかかることもあるが、まずなによりも「気軽に描こうという気にさせてくれる」ところがある。シンプルでいて、けっこう工夫が生かせる。いいバランスだ。

いちばん好きなのはマスク。高級なペイントソフトよりマスクがわかりやすい。色を3色まで選んで簡単にマスク。クリックひとつでマスク範囲を切替え。リバースマスクをうまく使って、複雑に範囲が入り組んでしまった背景部分にまとめて描画。そういうのがじつに便利。

輪郭線を消さないで色塗りするのが、こんなにお手軽にできるのは、ほかにないと思う。楽しく描くにはこの気軽さが大きい。

PNG 絵 がけっこうふえた (2000/11/25)

poo site で1日1くま、というのがまだ続いている。もっともきょうなんかは「ほのぼの」した情景を思いつかなくて、「攻殻シリーズ」に逃げた。たまたまいい題材をみつけてていねいに描けるといい絵が描ける。だけど、毎日いい題材とていねいに描く気力があるわけじゃないのがたいへん。まだしばらくは続けたいし、あんまりていねいさのレベルを落としたくないし、いまさら「くま」以外に行くのもなんかね。

なんていいながら描いているうちに、ここの PNG 絵 ギャラリーの絵の数もだいぶ増えた。いや、1日1くま+他で描けばそれも、という数をギャラリーに入れてると、増えすぎるかもしれない。わたしが「お絵描き掲示板」で1枚描くのに費やす時間はせいぜいのところ1時間。通常30分。いっぽう Painter で描けばたぶん1枚数時間はかかる。大きさにもよるし、慣れというのもあるが。

そんなお手軽な掲示板絵ばっかりというのもね。多少の選別をするべきかな。それにしても増えてきた。きょう現在、展示点数は 78。このサイトを公開してからまだ1か月たたないので、この数はなんだかよくばりな気がする。これからどうするんだ、という気がする。

先のことをいまから考えてもしかたがないし、仕事もあるので絵に時間を割く生活を中断することもあるかもしれない。そのへんは適当に。あ、早くアイコン作って、掲示板を設置しないと。(CGI 改造する部分もまだあるし。)

Painter も持ってます (2000/12/01)

なんかちょっと唐突かもしれないけど、表紙絵を Painter で描いてみたものに更新しました。だってほんとは早く Painter がちゃんと使いこなせるようになりたいんですよぅ。高機能ってのもあるけど、値段も高いソフトだからモトを取りたいですね。

やっぱり Painter は好きです。タブレットで描いたときの線のキレぐあいというか、反応がとても正確で気持ちがいい。いや、もっともそれも、うちの MMX Pentium 200MHz という環境では、どのブラシを使っても快適というわけではなく、ほとんど使い物になっていないブラシも多数、だけど、スクラッチボードで線を描くだけでもかなりの価値があると思います。

レイヤーもバージョン6ではいちおうかなり業界標準に近いタイプになったようです。マスクは慣れないとむずかしいけど、マスクを描画する手順が自然にできるようになれば、だいぶ使えるものになりそう。

(補記 ― おまけにグラフィックは 16 ビットで、なんだか水彩で塗ったところのグラデーションがなめらかじゃないなあ、とか思ってました。)

新しいパソコン、そろそろ必要だなあ。でも、パソコンを買い換えると、タブレットやスキャナの接続がすんなりいくかどうか心配。とくにスキャナは SCSI 接続タイプなのでまずいかも。タブレットもすでに intuos の時代になって久しいので、買い換えてもいいわけですが、そんなに使ってないので申しわけない、もったいない。

それにしても、Painter はまだまだ機能がつかめず、線画にちょっと別レイヤーで色をつけたものしかまだ描いてません。英語の Painter 参考書として定番らしい Painter WOW! Book というのを買ったので、(日本で出ている参考書より網羅的なので、ほとんど1冊ですみ、安い)、これを読みつついろいろ実験してみなくちゃ、と思っています。

TABLE タグのわな (2000/12/03)

あ〜、やっとわかったよ。こんとこずっと悩んでた。表紙のテーブルのなかに画像をはめこんだら、ちょっとだけ隙間ができる問題。どうやったら隙間をなくせるかわからなくて、隙間を画像の色に合わせてしのいでた。

しかし、このテーブルにはすでにもう一つ画像がはめてあった。サイトロゴ。そこのところは隙間がないじゃないか。あっ、そうだ。自分でいろいろやって、</td> のあとに改行を入れない、という解決法を発見していたんじゃないか。なのに忘れてる。

HTML タグをテキストエディタで手書きしているので、改行を入れるのも読みやすさ、更新のしやすさを優先している。そこが裏目に出たかもしれない。でも、テキストエディタ(わたしの場合は「テキストエディタ QX」)でタグを書くと、端から端まで自分で管理している感じで、気持ちがいい。

もちろん、タグはキーワードファイルを使ってカラー 6 色表示にしているし、リンク先ファイルには自動実行マクロでダブルクリックひとつでジャンプ。よく使う長いタグは「書式文字列」機能でショートカットキーで入力。必要に応じて編集中のファイルのある場所で Explorer を開く。などなど。マクロが高機能なテキストエディタは便利なんですよ。

ショートカットでブラシサイズ変更 (Painter) (2000/12/05)

Alt + Ctrl (マックでは Command + Option)のキーコンビネーションを押しながら、タブレットのペンをドラッグすると、ブラシの大きさがその場で設定できる。きょうやっと実行するところまで行った。(参考書を読んでいるときに必ずしも Painter を起動して実験しているわけじゃないので。)

いやぁ、これってひょっとしてすごく便利じゃないのかな。Ctrl + クリックでスポイトを使いながらブラシサイズも随時変更していくと、手直し段階の作業がとても楽。とくに画面が狭くてカラーパレットやブラシコントロールを隠しているときは、うそみたいに便利。

ときどき、Painter って高いけどこういうところがよくできてるから、値段も許せるかなってちょっと納得する。でも、日本語バージョンのマイナー・バージョンアップのパッチが出ないのをふくめ、日本でのサポートはほとんどないに等しいので、やっぱり複雑な気持ち。

イメージ・ポートフォリオをみつける (Painter) (2000/12/04)

Painter ってたしか、フローターに変換した画像パーツをライブラリにためておけたはず。さてバージョン 6 でフローターがなくなってレイヤーに変わって、このライブラリはどこに行ったのか、としばらく悩んで、なんとなく Wow! Book をめくる。あ、これこれ、「イメージ・ポートフォリオ」っていうのか。(当然マニュアルにも書いてあるが、Wow! Book のほうが探している機能をみつけやすい。)

レイヤーをここに引っぱっていっとけば、それでためておける。画像パーツってちょっと面白いんじゃないかなあ。さて、有効利用できるのか。

ショートカットをプリントアウト (Painter) (2000/12/07)

Painter で実際に作業をしていると、キーボードショートカットの重要性がだんだんわかってくる。しかし、どうみても手抜き、あるいは不備、だと思うのだが、付属マニュアルにキーボードショートカットのリストがついていない。キーの設定は固定で、自由に設定できるわけではないから、設定できるからつけられない、というわけでもない。

ともかく。キーボードショートカット一覧は PDF ファイルとして付属している。じつはちょっと前にこの PDF の画面を印刷したら、べったり真っ黒な部分がわりとあって、インクの量が多いのでそこだけ水分で紙がうねってインクジェット・プリンタのヘッドをこすり、高いインクカートリッジがダメになったことがあり、困ったもんだと思った。これもマニュアルに記載がないのがいけないのである。

PDF ファイルの画面から文面をコピーできることを思い出したので、こんどはコピーしてテキストエディタに貼りつけて、それから印刷した。うむ、やっとまともなリストが入手できました。

やっぱ画像はかさばる? (2000/12/08)

poo site で始めた「くま」シリーズとか、その他のヘンな思いつきの絵とか、お絵描き掲示板で描いた絵もだいぶたまってきた。フォルダのサイズを見てみたら、1 メガバイトとかになってる。ひとつひとつは画像のファイルとしてはとても小さいほうなのだけど、こうやって 100 枚越えてくるとそれなりのカサになりますね。

お絵描き系のサイトには 1 枚 100 キロバイトを越える画像ファイルなんて普通に置かれていますが、これまでテキストファイルが中心の世界にいたので、わたしにとっては1メガバイトなんてウソみたいにでかいんですよ。

まじめに絵を描いてまじめに公開しようとすると、急にプロバイダに借りている容量が心配になってきます。@ニフティのデフォルトは 10 メガバイト。5 メガバイト 200 円(月額)で 150 メガバイトまで増量できるけど、あんまり安いとは言えない。けど、@ニフティはトラブルがあってもわりとすぐ復旧してくれるので信頼度は高いと思う。うん、でも、この世界はどんどん変化しているので、ほんとに必要になってから検討しないと、あらかじめ比較検討しておいてもムダになるんだよね。

餅焼き網で焼けるもの (2000/12/14)

このごろイングリッシュ・マフィンを網で焼くのが気にいってます。じつはトースターがない。食パン用のトースターもオーブントースターもない。でもオーブンはある。ロールパンなんかはちょっと湿らせてからオーブンで軽く焼くとホカホカで、それはもうおいしいんだけど、イングリッシュ・マフィンなんかは半分に割ってザラザラした面に軽く焦げ目がつくあたりがいいのであって、オーブンじゃダメ。

餅焼き網がいいことに気づいたのはわりと最近。お餅以外にも干しイモなんかを焼いてたんだけど、気がつかず、食パントーストにはフライパンを使ってた。(フレンチトーストの連想で。)

カフェ・ラッテとトーストしてバターを塗ったイングリッシュ・マフィン。うまいです。でもけっこうカロリーあるね。

Painter ワークショップ オープン (2000/12/15)

Painter 初心者が何を生意気なっ。と言われそうだけど、Painter 解説コーナーを作ってみました。このごろかなり集中的に Painter を使っていて、少しずつすごい機能のあれこれがわかりかけて、なんかとてもうれしいんです。この気分をどこかに書きとめておきたい。それに、わたしは忘れっぽいから、ある1日にいろいろ試行錯誤してせっかく考えた手順も、すぐ忘れてしまう。じぶんのための備忘録としても、こういうのが必要。

というわけで。わたしはアプリケーションの隅っこをつつくのなんかも好きなので、こういうのを追求するのも楽しい。ふつうに絵を描くほかにもいろいろある Painter の機能を、いろいろ探索してみたい。ユーザーガイドは詳しいけど、(翻訳が悪いという欠点もあって)、いまいち「この機能はどう使えば有効なのか」がわからないので、実際に使ってやってみた作業をもとに書く解説はだれかの役に立つと思います。

ユーザーガイド以外にも参考書を使っています。英文の Painter 6 Wow! Book と、『明解 Painter 6』(MdN 発行)。

『攻殻機動隊』ってマイナー? (2000/12/18)

しばしウェブのお絵描き系のサイトをうろうろしてみた。お絵描き系のリンクサイトっていうので(わたしはまだ登録したことがないので、よくわかってないけど)、「攻殻機動隊」で検索しても、ほとんどヒットしない。また、ヒットした先に行ってもほとんど攻殻ネタの絵はない。

攻殻ってそんなにマイナー? でも知ってる人は多いよね。劇場版アニメにもなったんだし。(じつはわたしもそっちから入りました。) でも、それをネタに絵を描こうとかはあまり思わないものなのかなあ。なんとなく作者がウルサそうな人なので、パクるのに気がひけるのかなあ。いったいなんで? まあ、マンガ本としての発行部数は少年ジャンプ系とかと比較するととても少ないのだろうけど。でも、濃いファンがもっといそうじゃないですか。

読者がたくさんいるものでしか、ファンサイトもパロディもなりたたない、というのはあるかも。見るほうが知らなければウケようがないもの。でも、ある種のマンガなんかにはあんなにファンサイトがあるのに、攻殻はほとんどないという、この偏りかたはすごいなあ。重力のようなもので、集積が巨大になるとよけいに引力が増すのだろうか。そんな感じ。

Painter のスクリプトに翻弄される (2000/12/25)

なんで「ワークショップ」で「スクリプト」なんていうあまり使う必要のない機能を取り上げたか、というと、これに一杯喰わされたショックのストレス発散のためです、じつは。

その1。まじめな Painter 絵を描くべく、せっせと下描き。といっても、これまでずっとタブレットじか描きです。紙と鉛筆ではありません。ちょっと凝ったポーズってのをやってみたいこのごろなんで、いろいろ悩みつつ描いていました。さて、だいたい描けたかな、というところで、Painter のレイヤーで何か描画すると自動的にその部分についてマスクができている、(要するに、描いた部分が 100% の濃さで表示されるためのマスクなんだろう、と推測)、というのがなんか気になって、マスクの読み込みなんてことを実験してみる。そして、読み込み先に「そのマスクそのもの」があるのがなんかヘンじゃん、と思ってそれを選択。Painter はみごとにクラッシュ。(とうぜん Windows95 は道連れ。)

ひえ〜、かなりハマって描いていたので、途中で1回もセーブしていなかった。むっちゃ悔しい。その後あれこれ読んでたら、Painter にはスクリプトというのがあって、クラッシュしたあと、再起動してスクリプト再生すれば作業が復元できる、と書いてあった。なにっ、この機能を使えばよかったのかっ。気がついたときにはすでに下描きの記録は残っていなかったので、次回機会があったら試してみよう、と深く心に刻む。この、悔しさからくるリベンジ本能がじつはワナだった。

その2。またまたまじめな Painter 絵を描こうとしていた。前回下描き段階で消えてしまってショックだったので、何度もセーブした。そしてペン入れ。やっぱり試行錯誤をいっぱいやって、苦労の甲斐あってわりと気に入った構図で描けたじゃん(といっても人物だけだけど)、と思った。その段階でもちゃんと保存した。

さて、ここでちょっと聞きかじった「スクリプト」機能が気になった。スクリプトのメニューで「再生」を選ぶと、なるほど前回の起動時間(下描きだけしたとき)をタイトルにしたスクリプト項目がある。へえ〜、と思って、再生実行。始まった。

トラップ1。スクリプト部分のウィンドウを広くしていないと、再生ストップのボタンにアクセスできず、再生を止めることができない。すべての操作を受けつけない状態で黙々と再生してしまう。しかし、レイヤーという要素が欠落した再生だった。ぐっちゃぐちゃの絵ができあがっていく。下描き段階でレイヤーをちょっとずらしたり、描くために回転したのが考慮されていないので、どうにもならないものが画面にできる。

トラップ2。それに続いて保存も自動的に実行される。自分がやった回数だけ、保存が繰り返される。「上書きしていいですか」というダイアログもなくすべて自動。しかし、保存されるのはレイヤーもない、ぐじゃぐじゃの画像なのだ。その保存で時間をかけたファイルは上書きされてしまった。まったく使えない画像を前にして、わたしはひたすら呆然とした。あの絵はもはや、わたしの頭のなかにしかない。

……というような経験はそれなりに貴重だと思ったワケです。まあ、いわゆる、単なるバカ、ではあるのですが。

パソコン環境が変わった (2001/01/13)

お正月の5日から秋葉原。よく使う LAOX ザ・コンピュータ館をチェックしたら、去年から発売を待っていた SOTEC の Windows2000 マシン、G3100AV というのがリリースされていた。この日にすでにあるとは思っていなかったのでちょっととまどったが、何しろ待ってたのだからやっぱり購入。お正月のセールでこの店での買物は5%の金券が出るのだが、なんと SOTEC のパソコンについてはこれが2倍。お正月からとってもラッキーな気分。

金券2万円ぶんを思いがけず手にしたので、ちょっと気になっていた限定版黒スケルトン iutuos も購入。大きいほうの intuos i900。う〜ん、贅沢。

この G3100AV ってのはかなりハイスペックな機種で、もっと安いのでもよかったんんだけど、最初から Windows2000 が載っているのが欲しかった。OS の載せかえって疲れるので、できるだけやりたくない。自分でボードとか増設するのも面倒なので、とにかく必要になりそうなものは全部ついていてほしい。ということで買ったマシン。

これまで 200MHz だったのが 1GHz になったので、さすがに違う。Painter でタブレットのペンを逆さまにしたとき、これまではペンと消しゴムの切り替えにちょっとかかった。こんどは違和感なしの一瞬。とりあえず絵を1枚描いてみた。う〜ん、タブレットも同時に変わったからよくわからないけど、軽い感じ。それから、タブレットが広くなったから、全画面に割り当てできて、ブラシの変更とかもペンで。(これまでは端のほうでの操作はマウスでやっていた。)

さて、Painter 修行、続行しないと。と言いながらも気になるのが、これまで使っていた IE4 とこんどの IE5 との表示の違い。いろいろ細かいところが違うみたいだ。ブラウザって面倒だなあ。

表紙の絵はどっちがいいのか (2001/01/15)

表紙の「Painter 修行絵」は、何でもいいからまずは描く、そして描けたらちょっと表紙に置いてみたりする、という絵なんだけど、実際に表紙に置いてみると「ちょっと合わないかなあ」と思うこともしばしば。表紙のレイアウトにオレンジ系の色を使ってるし、色の組み合わせとしてマズいんじゃないか、というときもある。

さらに 300 x 300 というのはけっこう小さい。Painter で描くときは 800 とか 1000 とかで始めるから、そこからできたものをこのサイズにクリップすると、えらくチマチマしたものになったりする。チマチマしないのは人物の顔くらい。

じゃ、顔でも描いてみるか、と描いてみたけど、連続で顔というのもつまらない気がするので、どうも表紙に合わないと思ったほうの絵にもどしてみたり。「ヘンでも面白いほうがいいかも」という理由。そんなに面白いものを描くわけじゃないけど。

人物の顔みたいに、表紙に置いて落着くものがいいのか、「こんなんもやってるよ」みたいな絵がいいのか、悩む。人物の顔だって面白い絵にならないわけじゃないけど、やっぱりパターンになりがちで、いまからパターンに陥るのはちょっとくやしいし。

こんなことでも悩むのが自分のホームページってもので。そういうわけでヘンなのも多いです。

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