このセクションの内容は Painter 6 から Painter 8 の時代のものです。
バージョンによって違う部分がありますので、注意してください。
新しい情報は Painter Fun! へ。


Painter 使いたおし / ランダムドットでノイズ効果
    使いたおし リストarrow  home prev  index  next    

circleランダムドットでノイズ効果

自動クローンでランダムドット

自動クローン は、メニューの「効果」−「特殊効果」にあります。現在選択されている筆と色で自動的に画面全体のランダムな位置に点を描く機能です。適当な量の点が描かれたら、画面上でマウスクリックして終了します。マシンパワーがある環境だと、ほとんど一瞬にして全画面が点で覆いつくされて、バケツで色を塗ったのとあまりかわらなかったりします。スピード調節ができないのが難点。

自動クローン を使うときに 【 カラーセットのページ 】 で解説したように色のばらつきを加えると、色にもランダム要素が加わります。このとき選択する筆の種類によってたいへん効果が変わってきます。「自動クローン」には使えない種類の筆のバリアントもあります。

鉛筆のどれかのバリアントを別名で保存し、サイズを1に、手法を「塗りつぶし」系にすると、この用途には便利です。ついでにバリアント保存のときにランダム色を「現在の色を保存」でセットしておくといつでも同じ効果を得ることができます。

ストローク+自動再生

ストローク はブラシパレットの「ストローク」メニューから使用します。これも Painter ならではの機能でありながら、忘れられがちな印象があります。(わたしも発見するまでにたいへんヒマがかかってます。マニュアルを全部読んでもなんかピンとこなくて使わなかったりしますから。)

ストローク は一筆ぶんの動きを記録して使う機能です。(これと似た単語の スクリプト はあらゆる作業についてこれを記録したり再生する機能です。)

ストローク記録する には、「ストローク」から「ストロークの記録」を選んで、一筆描きます。別の機会に再利用するためには、記録したストロークに「ストロークの保存」で名前をつけます。半角英数の名前にしておくと最初の文字がショートカットキーとして使えます。

ストロークを使う には、「ストロークの再生」を選んでチェックを入れます。この状態になると 記録したストロークでしか描画できなくなり、クリックするごとに同じストロークが描かれます。デフォルトではストロークはクリック位置を中心として描かれますが、Alt+Shift (マックでは Option+Shift)を押しながらクリックすると、クリック位置からストロークが始まるかたちで描かれます。

同じメニューから 自動再生 を実行すると、画面全体にランダムに散らばるかたちで同じストロークが繰り返されます。じゅうぶんな数が描画された時点で画面をクリックして終了します。

ごく小さいストロークを記録して 自動実行 することで、画面全体にノイズのような効果を作ることができます。このときランダムカラーを使うと色もランダムになります。

ストロークの自動再生は「自動クローン」よりだいぶ速度が遅いので、適当なところで終了しやすく扱いやすいです。さらに速度を下げるには、表示倍率を上げます。

ストロークの自動再生および自動クローンは、どちらも レイヤー 上で実行することができるので、レイヤーの合成方法や透明度を調節 して、下のレイヤーにある画像へのノイズ処理としても使えます。

ノイズっぽいクローンを作る

こんどはレイヤーをかぶせるのではなく、クローン作成の過程でノイズをのせる方法です。元の絵はこれです。元の絵を開いて「クローンを作成」し、そのクローンで「全選択」−「消去」をするか、まず同じサイズの新規ファイルを開き、メニューの「ファイル」−「クローンソース」でクローンソースに元の絵を指定すれば、クローン描画の準備完了。(元の絵も開いてないと選択肢に出てきません。)

選択色をクローンカラーにして(「カラー」の クローンカラー にチェックを入れて)、自動クローンを実行すると、元画像が現在選択している筆でコピーされます。基本的に点描になり、筆のサイズが大きいとぼやけた感じになります。ここでは鉛筆をカスタマイズして、手法を「塗りつぶし」にしたものを使いました。水彩でもクローンは作れます。(Painter 7 の新水彩はダメ。)

同じ鉛筆で「クローンカラー」にチェックを入れたまま、「カラー範囲」で H (色相)、S (彩度)、V (明度)のばらつきを 0 から少し上げて設定すると、クローンされる描点の色にばらつきが出て、とてもノイズっぽくなります。描画するブラシのサイズは小さめに。

ColorTalk でノイズ

1 ドット単位でノイズを作るなら ColorTalk も便利です。「N」のショートカットで ColorTalk ダイアログ(隠し機能)が出てきますので、演算子のリストから項目を選んで上の数式ウィンドウに引きずって挿入することで、この数式を作成し、実行すると、こんなノイズ画像ができます。(ColorTalk はキャンバスの上で実行してください。)

数式 ― red=noise;green=noise;blue=noise;

ノイズを作成したキャンバスを全選択、コピーして、ノイズフィルタをかけたい絵の上にレイヤーとしてペーストし、合成モードを「オーバーレイ」にして、不透明度を 40% にしてみたのが、右の図です。合成モードは他にも試してみてください。

ColorTalk については 【 ColorTalk を使う 】 なども参考にしてください。

2003/05/13 - 画像差替え。ColorTalk ノイズ解説追加。
2003/09/28 - ColorTalk 解説ページへのリンク追加。

(Last Modified: 2003/09/28)

    もどるreturn  home prev  index  next